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ログ・書類・音声の保存先をどう分けるか:SSD・HDD・NAS・クラウドとバックアップ

データ記録用のフォルダが、いつの間にか1.6GBを超えていました。数字だけ見れば多くありませんが、毎日増える種類のデータなので、いつ内蔵SSDがいっぱいになるのか、そのとき何をどこへ移すのかを考える必要が出てきました。この記事は、その見積もりと、保存先の分け方の整理です。

ここで書くのは、データの中身ではなく、量と置き場所の話だけです。NASや新しいストレージは持っていないので、そこは検討として書きます。

ログはどれだけ増えるのか

毎日蓄積している記録用のフォルダを、2026年9月29日に集計しました。ファイルは240個、合計で約1.6GBです。最も古いファイルは2026年6月5日、最新は9月29日のものでした。約4か月で1.6GBなので、月に換算するとおよそ0.4GB、1日あたり十数MB程度の増え方です。内蔵SSDの空きが約96GBあることを考えると、この記録だけなら数年は余裕があります。

ただし、これは記録用の一つのフォルダの数字です。同じ用途には、分析の出力や過去分のアーカイブなど、別のフォルダも積み上がっていて、それぞれが数百MBから1GB台になっています。「ログだけの増加量」と「全体の増加量」を混ぜて見積もると、判断を誤ります。私は、フォルダごとに別々に測るようにしています。

内蔵SSDと外付けHDDの今の使い分け

いまの構成は、内蔵がSATA接続のSSD 256GB(実容量238GB、空き約96GB)、外付けがUSB接続のHDDで約1.86TBです。外付けHDDを使っていることは確認できていますが、そこにバックアップがどこまで、どの頻度で入っているのかを、記録から完全には説明できません。バックアップの完全性と、復元の試験は、まだ確認できていないと言うのが正確です。

一般に、SSDは読み書きが速く、HDDは容量あたりの単価が安いとされます。作業で頻繁に読み書きするものは内蔵SSD、古い記録や大きなファイルの置き場は外付けHDD、という分け方は自然です。ただ、外付けHDDは持ち運びで衝撃を受けると壊れる可能性があり、「保存先」と「バックアップ」は同じではありません。

クラウドとローカルの分け方

私の運用では、予定表のように共有や外出先での参照が必要なものはクラウドに置いています。一方、録音の文字起こしの原文のように、外へ出したくないものはPC内に置く、と分けています。それぞれの理由は、利便性と、情報の置き場所の管理です。クラウドは、どこからでも見られる反面、置いてよい情報か、共有範囲は適切かを都度考える必要があります。

もう一つ、文字起こしは原文と要約を別々に保存しています。要約だけを残すと、誤りを確認したいときに元へ戻れないからです。この分け方をしていると、どちらを優先してバックアップするかも決めやすくなります。原文が元で、要約は作り直せる、という順番です。

バックアップは、3つ・2種類・1か所

バックアップの考え方として、米国のCISAが小規模事業者向けに紹介しているのが3-2-1です。重要なファイルを3つのコピー(本体と2つのバックアップ)で持ち、2種類の異なる媒体に置き、1つは自宅や事務所の外に置く、という考え方です。あわせて、自動で定期的に取ること、そして復元できることを試すことが勧められています(CISAの事業者向けバックアップ案内、2026年9月に確認)。

これを私の現状に当てはめると、内蔵SSDと外付けHDDで「2種類の媒体」までは近いのですが、自宅や事務所の外に置く1つはまだ整っていません。それに、外付けHDDが今のバックアップとして機能しているかの確認と、実際に元へ戻す試験が済んでいません。これが、いちばんの課題です。

アプリのデータも同じです。経理の取り込みツールのように、データベースと画像、読み取りのキャッシュ、出力がそれぞれ別の場所に保存される形式のものは、一つだけコピーしても復元できません。関連するフォルダをまとめて、同じタイミングで取る必要があります。

量を測ってから容量を決める

ストレージを買う前に、いま何がどれだけあり、月にどれだけ増えるのかを測ると、必要な容量の見当がつきます。私の場合、記録用のフォルダは月0.4GB程度なので、容量の面では今すぐ買い足す必要はありません。むしろ課題は容量ではなく、バックアップの確実さです。

「容量が足りないから買う」ではなく、「バックアップを取れていないから整える」という順番に、頭を切り替えることになりました。増加量が少ないと分かれば、高価な大容量のNASを選ぶ理由も薄れます。

NASを入れる前に確認したいこと

少人数の事務所では、NAS(ネットワークに置くストレージ)が選択肢に上がります。私は持っていないので、導入を検討するなら確認したい点だけ挙げます。NAS本体の故障に備えて、NASの中身も別の場所へコピーするか。どのくらいの容量が必要か(上で書いた、実際の増加量から逆算する)。停電への備えはあるか。そして、最も大事なのは、実際に復元できるかを試すことです。機種の比較は、これらを決めてからのほうが選びやすいと思います。

今の運用と、次にやること

いまは、増加量を測って余裕があることは確認できたので、次は外付けHDDに入っているバックアップの範囲と最終更新日を確認します。そのうえで、テスト用のフォルダを実際に戻せるかを試し、外に置く1か所をどうするか決めるつもりです。Windowsの更新後に環境を戻す準備は別の記事にまとめています。

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