日次PDFレポートを毎営業日作るための作業環境
毎営業日の夜にPDFのレポートを作って配る仕組みを動かしていて、ある日、スクリプトは正常終了したのに、公開の手続きが実際には止まっていたことがありました。エラーが出ていないことと、うまくいったことは別だと知った出来事です。
レポートの中身や、公開までの自動化の細かい部分は書きません。ここに書くのは、PDFを毎日作って配るための作業環境の話だけです。
PDFは何で作っているか
PDFの作成には、PythonのライブラリのreportlabでA4のレポートを直接組み立てています。日本語を出すには、日本語のフォントを登録する処理が必要です。文章が中心の資料なら、私はMarkdownをHTMLにして、MicrosoftのEdgeを画面表示なしで動かしてPDFにする方法も使っています。この方法では、HTMLのtitleを空にしないと、ページの上端にタイトルが写り込むことがありました。
どちらの方法が向くかは、表や図の多さで決めています。定型の数値表が中心の日次のレポートは、レイアウトを細かく制御できるライブラリで作る方が扱いやすいと感じています。ただし、他の作り方と比べた測定はしていません。
PDFの大きさと、保存の容量
直近の3営業日(2026年9月25日・28日・29日)を数えたところ、1本のPDFは約190〜200KBでした。1日1本で年間およそ250営業日として、単純計算で年間50MB前後です。PDFだけなら、保存容量で困ることは当面なさそうです。容量が問題になるとすれば、元になる記録データの方です。
保存先の選び方はログ・書類・音声の保存先とバックアップで整理する予定です。
毎日決まった時刻に動かす
実行にはWindowsのタスクスケジューラを使い、平日の20時に起動しています。起動は、黒いコマンドの窓が出ないように、非表示で動かす形にしました。バッチファイルは、文字コードと改行の指定を誤ると、1行も実行されないことがあります。日本語を含むスクリプトの文字コードで何度かはまったので、決まりにして守っています。
再起動と失敗した日への備え
Windows Updateの自動再起動は、サインイン中は再起動しないように、ポリシーで設定しました。再起動された日は、その後の実行に影響が出るからです。実行が失敗した日には、日付を指定して、ダウンロードなしにやり直せる手順を用意しました。同じ操作を何度実行しても、結果が同じになるようにしています。
冒頭の出来事のとおり、終了コードが0でも成功とは限りません。翌朝は、出力されたファイルの日付と、公開された実物の両方で確認します。
ソフトや画面について
Officeやモニターなど、レポートを読む側の環境は、私の手元に確認できる記録がありません。ここでは触れません。必要なものは、読む人の環境によっても違うはずです。
今の運用
毎日のPDFは、決まった時刻に自動で作成し、翌朝に実物を確認する、という運用です。今後は、失敗した日の回収手順を1枚の手順書にまとめておくつもりです。